『ペニー・レイン 東京バンドワゴン18』 小路幸也 222
バンドワゴンのお隣のお宅の新築工事がもうすぐ終わるし、イギリスから藍子さんとマードックさん夫妻が戻って来ます。今まで藤島ハウスにいた池沢さんは神奈川の三浦へ引越すこともあり、大引越大会が始まります。荷物がたくさんある人ばかりだから、引越の順番を考えたり、どういう動線で動くのかとか、計画を立てるだけでも大変だけど、それもまた楽しですね。
ただでさえ大人数の堀田家ですけど、友達がやってきたり、ご近所の方がやってきたり、いろんな人が集まって来るのがバンドワゴンのいいところ。カフェも古本屋も、みんなで手分けして営業しているから、誰かが急に出かけることになっても、意外と何とかなってます。
今は、みんなで一緒にご飯を食べるのは朝ごはんだけになっちゃいましたけど、大勢で食べるのって楽しそうです。毎日こんな生活をしていたら、たまには息抜きしたくなっちゃうのかな?いやいや、寂しくってすぐに戻ってきちゃうんだろうなぁ(笑)
最後に登場した、お隣の元銭湯だったギャラリーの話。次回はそこが中心になるのかも。
アーティストだらけの堀田家のみなさん、またまた活躍しそうです。
・冬 カフェの向こうで紅茶も出番
・春 恋の空き騒ぎ
・夏 答えは風と本の中にある
・秋 ペニーレイン
2884冊目(今年222冊目)
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