ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『ロックの正体 歌と殺戮のサピエンス全史』 樫原辰郎 227 | トップページ | 『さいはての彼女』 原田マハ 229 »

『ミウラさんの友達』 益田ミリ 228

ミウラさんの友達

益田ミリ(ますだ みり)

マガジンハウス

 ミウラさんは友達のことを考えています。前はもっと親しかった人なのに、最近は全然音沙汰ないなぁ。何か嫌われるようなことをしちゃったかなぁ?

 そして、ひとり暮らしに寂しさも感じていました。会社ではほとんどしゃべることもないし、不動産さんで見かけた「ともだちロボット」が家に来たらどんな感じかなって想像してみました。そして、一緒に住んでみることにしました。

 

 「ともだち」がいつも家で待っていてくれる。どんなことでも、うなずきながら話を聞いてくれる。それって、凄いことだなぁって気づきました。こんな風に話を聞いてくれる相手がいるということはとても大事なことだから、近い将来こういうロボットが本当にできるんだろうなぁ。

 「ともだち」に追加した「きれい」という言葉、とてもいい選択だと思いました。ともだちは自分の心を反映するのだって気づいた時、その「きれい」と感じる気持ちがミウラさんにとって大事だったんだろうな。

 ところで、ともだちに名前をつけなかったのは何故なんだろう?って気がします。わたしだったら絶対に名前をつけちゃうけどなぁ。

2890冊目(今年228冊目)

« 『ロックの正体 歌と殺戮のサピエンス全史』 樫原辰郎 227 | トップページ | 『さいはての彼女』 原田マハ 229 »

コミックス」カテゴリの記事

日本の作家 ま行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『ロックの正体 歌と殺戮のサピエンス全史』 樫原辰郎 227 | トップページ | 『さいはての彼女』 原田マハ 229 »