『ミウラさんの友達』 益田ミリ 228
ミウラさんは友達のことを考えています。前はもっと親しかった人なのに、最近は全然音沙汰ないなぁ。何か嫌われるようなことをしちゃったかなぁ?
そして、ひとり暮らしに寂しさも感じていました。会社ではほとんどしゃべることもないし、不動産さんで見かけた「ともだちロボット」が家に来たらどんな感じかなって想像してみました。そして、一緒に住んでみることにしました。
「ともだち」がいつも家で待っていてくれる。どんなことでも、うなずきながら話を聞いてくれる。それって、凄いことだなぁって気づきました。こんな風に話を聞いてくれる相手がいるということはとても大事なことだから、近い将来こういうロボットが本当にできるんだろうなぁ。
「ともだち」に追加した「きれい」という言葉、とてもいい選択だと思いました。ともだちは自分の心を反映するのだって気づいた時、その「きれい」と感じる気持ちがミウラさんにとって大事だったんだろうな。
ところで、ともだちに名前をつけなかったのは何故なんだろう?って気がします。わたしだったら絶対に名前をつけちゃうけどなぁ。
2890冊目(今年228冊目)
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