『怪談えほん4 ゆうれいのまち』 恒川光太郎 259
真夜中に、友だちからあそびに行こうと誘われた。
家を出ると、丘の向こうに「ゆうれいのまち」がひろがっていた。
ゆうれいのまちへ入ったら、ゆうれいが大勢歩いていました。怖そうだけど、逃げようとは思わないのです。どちらかといえば、このまま歩き続けたいような気がしてしまいます。
おかあさんじゃない おかあさんは
ぼくを みしらぬいえに つれていった
ぼくはさらわれてしまったようです。知らない人だらけの「ゆうれいのまち」で、ぼくはくらすのです。
知らない人についてっちゃいけませんよって、小さいころによく言われたけど、あの頃はその意味がよくわかってなかったから、わたしだってこんな風に連れていかれちゃったかもしれないなぁ。
それにね、真夜中にあそびに行こうと言った友達って誰だったんだろう?彼もゆうれいのまちの人だったのかなぁ?
恒川さんの作品だから、きっと怖いだろうなと期待して読んでみたら、やっぱり怖かったです。誰も知らないところへ行ってしまって、二度と元の世界へは戻れなさそうな感じが怖いし、自分もゆうれいになっちゃったのかなぁという気分も怖いな。
2921冊目(今年259冊目)
« 『博物館の少女 騒がしい幽霊』 富安陽子 258 | トップページ | 『ひと箱本屋とひみつの友だち』 赤羽じゅんこ はらぐちあつこ 絵 260 »
「日本の作家 た行」カテゴリの記事
- 『家族八景』 筒井康隆 26-67-3826(2026.03.09)
- 『ムクの祈り タブレット純自伝』 タブレット純 26-28-3787(2026.01.29)
- 『筒井康隆自伝』 筒井康隆 25-358-3754(2025.12.26)
「日本 児童書」カテゴリの記事
- 『ユリの便箋』 森川成美 26-65-3824(2026.03.07)
- 『決まり・ならわし 暮らしのルール!』 本木洋子 26-51-3810(2026.02.21)
- 『森のはずれの美術館の話』 梨木香歩 ゲオルグ・ハレンスレーベン 26-50-3809(2026.02.20)
- 『もののけ屋 4 四階フロアは妖怪だらけ』 廣島玲子 26-36-3795(2026.02.06)
- 『もののけ屋 3 三度の飯より妖怪が好き』 廣島玲子 26-35-3794 (2026.02.05)
« 『博物館の少女 騒がしい幽霊』 富安陽子 258 | トップページ | 『ひと箱本屋とひみつの友だち』 赤羽じゅんこ はらぐちあつこ 絵 260 »




コメント