ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『昭和史の10大事件』 宮部みゆき、半藤一利 295 | トップページ | 『地方消滅』 増田寛也 297 »

『トラとミケ 1 いとしい日々』 ねこまき 296

トラとミケ 1 いとしい日々

ねこまき(ミューズワーク)

小学館

 「ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語」の絵がとってもよかったので、ねこまきさんの他の作品も読んでみようと思って、この本を選びました。

 トラさんとミケさん、ふたり姉妹のばーちゃんが切り盛りしている、どて屋「トラとミケ」のお話。

 お隣の写真屋さんのシンちゃん、ネイルサロンを開いたばかりのルミちゃん、ボートレース好きのサバちゃん、口うるさい司法書士の朝倉先生、みんなこのお店の常連さんです。毎日の仕事のボヤキを聞いてもらったり、昔話をしたり、とっても昭和な感じのお店は居心地がよさそうです。

 仕事が忙しくてもトラさんは、梅干しをつけたり、干し柿を作ったりという季節のお仕事をキッチリとやっています。常連さんたちも新巻鮭を送ってくれたり、かき餅をおすそ分けしてくれたり、季節感のある暮らしってやっぱりいいなぁ。

 子どもの頃に初めて海へ行った思い出も、お餅を食べ過ぎて太っちゃった後悔も、どれもこれも、わたしにとっても「あるある」な思い出で、なんだか心がゆるゆるっとしてきました。

 そして、中学生の藤井にゃん太さんという棋士がTVに出ているのを見てトラさんとミケさんが「すごい子が出てきたね~」と言っているシーンに、思わずニヤニヤしてしまいました。

2958冊目(今年296冊目)

« 『昭和史の10大事件』 宮部みゆき、半藤一利 295 | トップページ | 『地方消滅』 増田寛也 297 »

コミックス」カテゴリの記事

日本の作家 な行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『昭和史の10大事件』 宮部みゆき、半藤一利 295 | トップページ | 『地方消滅』 増田寛也 297 »