『魔女の宅急便 4 キキの恋』 角野栄子 286
キキは17歳になりました。宅急便屋さんのお客さんも増えたし、くすりぐさの栽培も上手く行くようになりました。でも、1つだけ気がかりなのが「とんぼさん」のことです。とんぼさんは独りで山へ行ってしまい、なかなか会えなくなってしまいました。
新しい友達と遊びに行ったりして、最初の内は楽しかったけど、やっぱり胸の中にぽっかり穴があいたような気がして、そんな気持ちがどうして生まれるのかがよくわからないキキでした。
魔女としても、宅急便屋さんとしても成長してきたけれど、やっぱり足りないものがあったの。それは、恋。
とんぼさんもキキも、お互いのことが好きなのに、お互いの必要性がまだわかってなかったのかな?
花嫁さんのベールを届けに行った時に、花嫁さんと自分が同い年だってわかったときに、気がついたのよ。きっと。
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