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『777(トリプルセブン)』 伊坂幸太郎 300

777(トリプルセブン)

伊坂幸太郎(いさか こうたろう)

KADOKAWA

 あのツキに見放されている殺し屋、天道虫さんにお仕事の依頼がありました。ウィントンパレスというホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだったんですけど、彼が行くところに何も起きないわけがない(笑)

 ホテル内には、蓬長官という命を狙われそうなVIPもいれば、凶暴そうな同業者さんたちもいるし、相変わらず、思いっきり広げた伏線をどうやって回収するんだろうという状況です。

 

 マリアビートルの時には檸檬と蜜柑という名コンビがいましたけど、今回の名コンビはモウフとマクラの女性2人組。ホテルの清掃スタッフの制服を着た小柄な2人が、いろんなものを片付けていくのがお見事です。

 最初の方で、学生時代に所属していたバスケットボール部ではなんだかんだ言って技術より背の高さ重視で、ずっとホケツだった2人のボヤキがあって、それに思わず「わたしもそう思う」と頷いてしまいました。でも、今のお仕事では、当時鍛えた足腰とコンビネーションが見事に生かされているんだから、人生ってわからないもんだよねぇ。

 

 ホテルという密閉された空間の中で繰り広げられる業者さんたちのせめぎ合いは、やっぱり面白いなぁ。そして一番悪い人は、一番正義の見方みたいな顔をしている奴なのよねぇ。

2962冊目(今年300冊目)

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