『からさんの家 伽羅の章』 小路幸也 333
前作はまひろさん視点の物語でしたけど、こちらは伽羅(から)さん目線の物語。
70代の伽羅さんにとって、家に同居している人たちは祐子さんが娘くらい、後の3人は孫くらい歳が離れているから、それがいいのかもしれません。若い人たちは新しいことを教えてくれるし、ちょっとした頼み事にもフットワークがいいしね。
逆に、長く生きてきた伽羅さんの経験から出た言葉が若い人たちにとって役に立つこともあるし。
歳を取って来ると、同じような年代の人とばかり付き合う人が多いけど、それだとどうしても同じような話ばかりしてしまいます。だから、若い人と話をする機会が多いというのはとても大事なことだと思います。
この家で暮らす人たちは、血はつながっていないけど、みんな家族のような気持ちで暮らしています。それぞれに夢があって、いろんなことを考えています。何かあったときには相談し合うし、ちょとしたことを手伝ったり、こういう関係ってとてもいいなと思うのです。
2995冊目(今年333冊目)
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