『トラとミケ 3 ゆかしい日々』 ねこまき 318
今回初登場のカオルさん、最初はどんな女だ!と猫道商店街のみんなが心配したけれど、実は娘のリコちゃんと一緒に、しょうもない亭主から逃げてきたとわかって一件落着。みんなの優しさでこの親子に平穏な生活が戻ってきたのが良かったなぁ。
占師の幻斎じいさんの悲しい思い出も、トラさんとミケさんのご両親の話も、なんだかジーンときちゃいました。そして、トラ姉さんの初恋の話は、誰にも話さずに胸の奥にしまったままなのかしら。
猫道商店街のような、昔からの商店街っていいなぁ。それぞれが勝手に商売をしているようで、でもどこかでゆるくつながっているから成り立っているご近所さんの関係がとっても素敵です。
ユキさんの喫茶店「白樺」も営業を続けることができるようになったのは、ご近所さんたちのおかげだものね。復活したサンドイッチは名物になりそうね。
2980冊目(今年318冊目)
« 『続 窓ぎわのトットちゃん』 黒柳徹子 317 | トップページ | 『ぶたぶたの本屋さん』 矢崎存美 319 »
「コミックス」カテゴリの記事
- 『ヒストリエ11』 岩明均 25-9-3405(2025.01.11)
- 『台湾の少年 4 民主化の時代へ』 游珮芸、周見信 24-339-3365(2024.11.29)
- 『ヒストリエ 10』 岩明均 24-334-3360(2024.11.24)
- 『台湾の少年 3 戒厳令下の編集者』 游珮芸、周見信 24-331-3357(2024.11.21)
- 『台湾の少年 2 収容所島の十年』 游珮芸、周見信 24-323-3349 (2024.11.13)
「日本の作家 な行」カテゴリの記事
- 『二十四五』 乗代雄介 25-12-3408(2025.01.14)
- 『Buying Some Gloves(手袋を買いに)』 新美南吉 マイケル・ブレーズ 訳 24-355-3381(2024.12.15)
- 『朝読みのライスおばさん』 長江優子 みずうちさとみ 24-336-3362(2024.11.26)
- 『小さな出版社のつづけ方』 永江朗 24-284-3310(2024.10.05)
- 『小さな出版社のつくり方』 永江朗 24-271-3297(2024.09.22)
コメント