『あのとき売った本、売れた本』 小出和代 350
著者の小出さんは紀伊國屋書店新宿本店の文芸書売場で25年間働いてこられた方です。書店へ本を買いに来るお客様方、サイン会などのイベントでの著者の方々、実に様々なエピソードがあったのです。
この本は売れる!と思って発注をかけても、タイミングを逸してしまうとなかなか本が届かなかったり、時には同じ書店の別の支店から本を持っていかれてしまったり、書店ならではの面白い話題が満載です。
村上春樹のような著名作家の新作の発売日には、どんなにたくさん本を用意しておいてもドンドン売れてしまい、平台の底が見えてしまったというような話とか、クリントン元米大統領のサイン会の時に、ごついボディガードから、外から狙われやすいポイントは避けたいという話をされたとか、ビックリするような話がいろいろと登場します。
直木賞や本屋大賞などの発表前には候補作がすべて同じように売れるけれど、受賞が発表されるとその本だけが売れるようになるとか、テレビの書評コーナーで取り上げられた本は急に売り上げが伸びるとか、書店あるある話も楽しいです。
またまた、読みたい本が増えてしまった!
恋歌(浅井まかて)
聖の青春(大崎善生)
スコーレNo.4(宮下奈都)
流浪の月(凪良ゆう)
謎解きはディナーのあとで(東川篤哉)
3012冊目(今年350冊目)
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