『ねこが見た話』 たかどのほうこ 353
オイラはのらねこ。いつも町の中をウロウロしている。ちょっと気になった家があれば、窓の外から家の中を眺めたり、そこの人たちの会話を聞いたり、ときには屋根裏へ忍び込んだりしてる。だから、誰も知らない不思議なことを見たり聞いたりしてるんだ。
三人家族が引っ越してきた小さな家のことも、社長さんが建てた大きな館のことも、子どもたちのことをいつも叱っているおかあさんのいすのことも、ピアノが上手だけど性格が悪いおばあさんのことも、オイラは知っている。
主人公はのらねこなんだけど、ねこが見ているなんて思いもしない人間たちの行動が面白いの。まるで「家政婦は見た」のようなお話なんだけど、相手がねこだから、人間たちは自分が見られてるって気がついていない。
どこの家にも、こんな秘密の1つや2つはありそうね。
この4篇が収められています。
1 キノコと三人家族のまき
2 もちつもたれつの館のまき
3 おかあさんのいすのまき
4 天国か地獄か?のまき
3015冊目(今年353冊目)
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