『ねこが見た話』 たかどのほうこ 353
オイラはのらねこ。いつも町の中をウロウロしている。ちょっと気になった家があれば、窓の外から家の中を眺めたり、そこの人たちの会話を聞いたり、ときには屋根裏へ忍び込んだりしてる。だから、誰も知らない不思議なことを見たり聞いたりしてるんだ。
三人家族が引っ越してきた小さな家のことも、社長さんが建てた大きな館のことも、子どもたちのことをいつも叱っているおかあさんのいすのことも、ピアノが上手だけど性格が悪いおばあさんのことも、オイラは知っている。
主人公はのらねこなんだけど、ねこが見ているなんて思いもしない人間たちの行動が面白いの。まるで「家政婦は見た」のようなお話なんだけど、相手がねこだから、人間たちは自分が見られてるって気がついていない。
どこの家にも、こんな秘密の1つや2つはありそうね。
この4篇が収められています。
1 キノコと三人家族のまき
2 もちつもたれつの館のまき
3 おかあさんのいすのまき
4 天国か地獄か?のまき
3015冊目(今年353冊目)
« 『魔弾の射手』 青池保子 352 | トップページ | 『残された人が編む物語』 桂望実 354 »
「日本の作家 た行」カテゴリの記事
- 『スキップとローファー 3』 高松美咲 26-97-3856(2026.04.07)
- 『スキップとローファー 2』 高松美咲 26-86-3845(2026.03.27)
- 『スキップとローファー 1』高松美咲 26-80-3839(2026.03.21)
- 『家族八景』 筒井康隆 26-67-3826(2026.03.09)
「日本 児童書」カテゴリの記事
- 『ふしぎの時間割』 岡田淳 26-118-3877(2026.04.28)
- 『笹森くんのスカート』 神戸遙真 26-105-3864(2026.04.15)
- 『ユリの便箋』 森川成美 26-65-3824(2026.03.07)
- 『決まり・ならわし 暮らしのルール!』 本木洋子 26-51-3810(2026.02.21)
- 『森のはずれの美術館の話』 梨木香歩 ゲオルグ・ハレンスレーベン 26-50-3809(2026.02.20)



コメント