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『魔女の宅急便 5 魔法のとまり木』 角野栄子 351

魔女の宅急便 5 魔法のとまり木

角野栄子(かどの えいこ)

角川文庫

 キキは19歳になりました。コリコの町に住むようになって6年、お友達も増えたし、宅急便のお仕事も順調です。特に6月は花嫁さんのブーケを届ける仕事で大忙しです。

 とんぼさんから届く手紙は、いかにもとんぼさんらしい内容だから、いつも虫のことばっかり!それも楽しいけど、でもね!って思うキキです。

 

 相棒のジジの様子が最近おかしいんです。いつもキキと話をするときの魔法猫ことばじゃなくて、普通の猫語でにゃーにゃー話すことが増えてきて、話が通じないったらありゃしない。どうやらジジは白い猫に恋していて、彼女から「ふつうの猫語で話して」って言われちゃったらしいの。

 その様子を見ていて、キキはなんだか心がそわそわしてくるんです。自分が置いてけぼりにされたような気がするんです。どうしてなんだろう?なぜなんだろう?キキにはそれが何故なのかわかりません。

 キキはとんぼさんとずっと離れて暮らしているうちに、段々と寂しくなってきたんだけど、そんな自分の気持ちに気づかないっていうか、気づきたくないっていう状態です。ジジはそれを見て「人間ってめんどくさいなぁ」って思ってます。

 

 とんぼさんは、そんなキキの気持ちを、わかってるのかなぁ?

3013冊目(今年351冊目)

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