『ジョン』 エマニュエル・ブルディエ 24-49
ジョンの両親が離婚したのは彼が5歳の時。それ以降ジョンは母親ジュリアの姉であるミミおばさんの家で育ちました。ミミおばさんは彼のことを愛していましたけど、両親と暮らすことができないジョンの悲しさを、わかってはいるけれどどうしてやることもできない不器用な人だったのでしょう。
たまにジュリアに会いに行ける時には、ジョンはたまらなくうれしかったんです。彼女は普通の母親のように説教じみたことは言わないし、音楽が好きでダンスが好きで、気の合う仲間みたいな人でした。
でも、そんな幸せな時間も長くは続きません。またミミおばさんの家へ帰らないと。
この本を読んでいる間、ずっとジョンの曲「Mother」が頭の中で流れていました。
"Mother, you left me, but I never left you"
ジョンの音楽の才能は、下宿人のジョンに貸してもらったハーモニカと、ジュリアから生まれたものだったのでしょう。
ジョンが語る未来をミミおばさんは信じてくれなかったけど、ジョンは諦めなかった。
つらいけど、この時代があったからこそ、ジョンは羽ばたけたんですよね、きっと。
#ジョン #NetGalleyJP
3075冊目(今年49冊目)
« 『なぜ本を踏んではいけないのか』 齋藤孝 24-48 | トップページ | 『チ。第2集』 魚豊 24-50 »
「海外 児童書」カテゴリの記事
- 『THIS IS NOT MY HAT』 Jon Klassen 26-220-3979(2026.08.07)
- 『マンダロリアンとグローグー』 ジェフリー・ブラウン 26-200-3959(2026.07.18)
- 『フェザー』 マノン・ステファン・ロス 26-191-3950(2026.07.09)
- 『人類の物語 ヒトはこうして地球の支配者になった』 ユヴァル・ノア・ハラリ、リカル・ザプラナ・ルイズ 26-192-3951 (2026.07.10)
- 『ろばのとしょかん』 ジャネット・ウィンター 26-183-3942(2026.07.01)
「NetGalleyJP」カテゴリの記事
- 『世界一かんたんで楽しい「貼る」ライフログ ジャンクジャーナルのはじめ方』島本彩子 26-213-3972(2026.07.31)
- 『自分の頭で考える』朝を待つための知見 26-196-3955(2026.07.14)
- 『フェザー』 マノン・ステファン・ロス 26-191-3950(2026.07.09)
- 『はじまりのスープ、夏ゼリー』 瀬尾まいこ 26-209-3968(2026.07.27)
- 『いらないものがいる町で』 村上雅郁、カシワイ 26-170-3929(2026.06.19)




コメント