『ジョン』 エマニュエル・ブルディエ 24-49
ジョンの両親が離婚したのは彼が5歳の時。それ以降ジョンは母親ジュリアの姉であるミミおばさんの家で育ちました。ミミおばさんは彼のことを愛していましたけど、両親と暮らすことができないジョンの悲しさを、わかってはいるけれどどうしてやることもできない不器用な人だったのでしょう。
たまにジュリアに会いに行ける時には、ジョンはたまらなくうれしかったんです。彼女は普通の母親のように説教じみたことは言わないし、音楽が好きでダンスが好きで、気の合う仲間みたいな人でした。
でも、そんな幸せな時間も長くは続きません。またミミおばさんの家へ帰らないと。
この本を読んでいる間、ずっとジョンの曲「Mother」が頭の中で流れていました。
"Mother, you left me, but I never left you"
ジョンの音楽の才能は、下宿人のジョンに貸してもらったハーモニカと、ジュリアから生まれたものだったのでしょう。
ジョンが語る未来をミミおばさんは信じてくれなかったけど、ジョンは諦めなかった。
つらいけど、この時代があったからこそ、ジョンは羽ばたけたんですよね、きっと。
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