『本屋がなくなったら、困るじゃないか』 ブックオカ編 24-43
本を作るのも、売るのも楽しい仕事のはずなのに、どうして困った話ばかりなのだろう?
書店は忙しいばかりでバイト頼みだし、自分が作りたい本をつくるために出版社をやっているのに、その本を売るのにどうしてこんなに苦労しなければならないんだろう。取次店が悪いんだという話もあるけど、それは本当なのか?
書店・取次・出版社の現場の人たちが、2日間、計11時間にわたり、語り合った本屋の現状と未来の話は、とても面白く、熱いのです!
これまで取次店では、雑誌で稼げていたから書籍の流通も問題なく行ってこられていたのですが、雑誌が売れなくなった今、その余裕がなくなってしまって地方支店をたたんだり、取次店自体が廃業してしまうという事態になっているのです。
そのために大変な問題が起きています。例えば福岡の出版社が福岡の書店へ本を納めるなら、即日か翌日には届くはずなのに、取次店経由で本を届けてもらう場合は東京の取次店へ本を送って、それが福岡へ配送されるというとんでもないことが起きてしまうのです。そういうことがあるなんて、これまで考えてみたこともありませんでした。
そういうことを無くすために、小さな出版社の配送をまとめて行ってくれる取次店が現れたりしています。
みんな真剣に書店のことを考えているのです。
〇車座トークに参加した方々
・スタンダードブックストア 中川和彦
・ブックスキューブリック 大井実
・本屋Title 辻山良雄「小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常」
・文化通信 編集長 星野渉
・トランスビュー 工藤秀之「まっ直ぐに本を売る」
・ウィー東城店 佐藤友則 「本屋で待つ」
・トーハン 水井都志夫
・日販 小野雄一
・丸善博多店 徳永圭子
・弦書房 野村亮
●進行
・忘羊社 藤村興晴
・西日本新聞社 末崎光裕
<特別インタビュー・寄稿>
・トランスビュー 工藤秀之
・文化通信 編集長 星野渉
・H.A.Bookstore 松井祐輔
・ツバメ出版流通 川人寧幸「本を贈る」
・ミシマ社 三島邦弘「”ひとり出版社"という働き方」
・カモシカ書店 岩尾晋作
・長崎書店・長崎次郎書店 長崎健一
・ブックスキューブリック 大井実
3069冊目(今年43冊目)
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