『生活はクラシック音楽でできている』 渋谷ゆう子 24-72
クラシックの曲って、生活の中で気がつかないうちに聞いて、覚えてしまっているものがたくさんあって、曲名は知らないけど、曲が流れてくると「あれだ~」って思うことってありますよね。
・太田胃散のCMに使用されている、ショパンの「24の前奏曲作品28 第7番 イ長調」
・キューピー3分クッキングのテーマ曲、レオン・イエッセルの「おもちゃの兵隊のマーチ」
運動会で使われる、オッフェンバックの「天国と地獄」やハチャトリアンの「剣の舞」なんかも、完全に刷り込まれちゃってる気がします。
映画音楽では、様々な名曲が使われていますけど、「2001年宇宙の旅」の「美しく青きドナウ」と「ツァラトゥストラはかく語り」は凄い選曲だなって思います。そしてインパクトが強烈なのは、やっぱり「地獄の黙示録」の「ワルキューレの騎行」。戦闘シーンに余りにもマッチした美しくて恐ろしい曲だなと思うのです。
今時の結婚式では「結婚行進曲」は使わなくなってしまったかもしれないけど、ゼクシィのCMでは使ってましたね。結婚式の華やかなイメージが見事に表現された曲だと思います。
電話の保留音、「お風呂が湧きました」の曲など、普段は気にしていないけど耳慣れた曲が実はクラシック音楽だっていうこと、気がつかない人が大勢いるんだろうなぁ。
ところで、この本でも取り上げられていたホルストの組曲「惑星」の中の「木星」、平原綾香さんのJupiterで知った人も多いでしょうけど、やっぱり素晴らしいクラシックの名曲ですよね。
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