『伝わる顔の動かし方』 間々田佳子 24-75
誰かと話をしていて、相手が無表情だなぁって気になってしまうことがあります。顔が無表情な人って、たいてい声も無表情で「冷たい感じだなぁ」とか「人と話すことが嫌なのかなぁ」なんて感じることがあります。
そういう人に会うたびに、どうしてそんなに無表情なんだろう?って思うのだけど、本人は気がついていない場合もあるし、気がついているけどどうしていいのかわからないという人もいます。
表情もスポーツも同じ「トレーニング」
ただ顔が運動不足だっただけ。動かし方がわかっていなかっただけ。
自分の顔がどう動くのかを知るには、まずは鏡を見るというところからですよね。でも、鏡だといい表情を作ってしまいがちだから、誰かにビデオを撮ってもらうのがいいかもしれません。わたしって、こんな表情で話をしてるの?ってビックリしますよ!
これまで意識してこなかった表情筋の動かし方や、目や口の動かし方をこの本で勉強することができます。
TPOに合わせて、真顔 → やや笑顔 → 笑顔 → 笑顔100% と変化させる、というような練習って、今まで考えたことがありませんでした。こういうことで、表情を豊かにすることができるんですね。
「内面と表情は切り離せないもの」という固定概念から自由になりましょう。
心と表情は連動するものですけど、そうでないほうがよい場合もあります。自分の表情をコントロールできるようになることで、よりコミュニケーションがしやすくなるのです。
表情筋にも筋トレが必要なんですね!
3101冊目(今年75冊目)
« 『図書館を心から愛した男 アンドリュー・カーネギー物語』 アンドリュー・ラーセン 24-74 | トップページ | 『ゲンロン戦記』 東浩紀 24-76 »
「日本の作家 ま行」カテゴリの記事
- 『複雑な彼』 三島由紀夫 25-14-3410(2025.01.16)
- 『まいまいつぶろ 御庭番耳目抄』 村木嵐 25-2-3398(2025.01.03)
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 三宅香帆 24-366-3392(2024.12.26)
- 『夜の金糸雀 おくり絵師』 森明日香 24-353-3379(2024.12.13)
- 『すごい音楽脳』 宮崎敦子 24-342-3368(2024.12.02)
« 『図書館を心から愛した男 アンドリュー・カーネギー物語』 アンドリュー・ラーセン 24-74 | トップページ | 『ゲンロン戦記』 東浩紀 24-76 »
コメント