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    (by 本田宗一郎)

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『さらに、やめてみた。』 わたなべぽん 24-73

Saraniyametemita

さらに、やめてみた。

わたなべぽん

幻冬舎文庫

 これまでに、いろんなことを「やめてみた」ぽんさんですけど、まだまだやめられずにいたことがありました。

 

暮らしの中で、やめてみた
 足が痛くなるサンダル、面倒くさいアイロンかけ、たくさんあるクレジットカード、どうしてそういうことをやめられないんだろう?って改めて考えてみると、実は「新しい靴を履くと靴擦れができるのは当り前という思い込み」だったり、「たいして使わないクレジットカードをたくさん持っている」という自覚すらなかったんです。

 

人付き合いで、やめてみた
 時間を守ってくれない友達、愚痴ばっかりいう友達。友達だから、そのくらいいいだろうって思っていたけれど、いつも待たされるのはイヤだし、たまに会ったときには楽しい話をしたいなぁって思う。それは当然のことなんだけど、言い出せなかったのよね。

 

家族で、やめてみた
 家族としてのつきあいや、このくらい分かってくれるだろうという思い、それでイライラしてしまうことが多いということに気づいたぽんさん。言わなければ分からない人には言うしかないし、イヤな付き合いはイヤだって言えばいいんだし。結局は、それを黙っていたことが問題なんだと気がつきました。

 

 この本の中にも出てきた話題なんですけど、最近セルフレジって増えましたよね。レジの前で小銭を一生懸命に探している人がいるけど、そんなことしないで、「お財布の中の小銭を全部出しちゃえばいいんだよ」っていうライフハック、知らない人が多いのよねぇ。余計に入れた分はちゃんとお釣りとして戻って来るんだから、特に高齢者にはお薦めですよ。

 

 「やらなくちゃ!」と思って続けてきたことが、実はやらなくていいことということが、実にたくさんあります。そのために無駄な時間を使ってたなぁ、無駄な神経を使っていたなぁ、と気づくヒントがこの本の中にいくつも隠れていました。

3099冊目(今年73冊目)

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