『わたしは地下鉄です』 キム・ヒョウン 24-80
わたしは きょうも 走ります。
どこからか来て、どこかへ行く人たちを のせて、
漢江を2度 越えて
地上を走り、地下に潜って、走ります。
ダッシュして電車に駈け込むサラリーマン、子ども連れのお母さん、学生も、兵隊さんも、みんな地下鉄で移動です。
いろんな人を乗せて、地下鉄は走ります。
この本は韓国のソウルの地下鉄2号線のお話なんだけど、車両の感じも、乗ってくる人たちも、日本の地下鉄とちっとも変らないのねぇ。
車内に掲示されている地下鉄2号線の路線図、この線は環状線と短い支線だってことがわかるし、駅の駅名表示も日本のと似てるわ。
地下鉄に乗る人たちには、それぞれの目的地があります。仕事へ向かう人も、遊びに行く人も、子どもや孫のところへ向かう人。
毎日地下鉄に乗る人もいれば、たまに乗る人もいます。地下鉄はそれぞれの目的地へ、ゴトン・ゴトンと運んでくれます。
子どもよりも大人の方が嬉しくなっちゃう絵本かも?
3106冊目(今年80冊目)
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