『日本お菓子クロニクル』 日本懐かし大全シリーズ編集部 編 24-107
小学生の頃「遠足のおやつは〇〇円まで」と言われて、その範囲で何を買おうかとお菓子屋さんへ行くのがとっても楽しかったなぁ。だって、普段のお菓子は親が決めたものだったし、小遣いで買うのは駄菓子屋のお菓子だけだったから。
いまだに小学生がじゃんけんしながら「グリコのオマケ」って遊びをしているのを見るけど、あの子たちグリコ食べたことがあるのかしら?グリコ自体はそんなにおいしくなかったけど(ゴメン)とにかくオマケが楽しみでね。
森永キャラメルも同じようにオマケを付けてたんだけど、覚えている人少ないんじゃない?わたしの従姉が森永の工場に勤めていて、余った「オマケ」だけをたくさんもらったのが、とってもうれしかったことを覚えてます。
てなもんや三度笠の「あたり前田のクラッカー」は強烈だったなぁ。食べた~いと思ったけど、家の方じゃ売ってなくてね、大人になってから食べてみたら、普通のクラッカーでした。
鉄腕アトムのTVアニメの途中で入るCMは「マーブルチョコレート」。強烈に刷り込まれました。
「ロッテ歌のアルバム」という歌番組のCMはチューインガムとチョコレート、アイドル好きの子たちはロッテ製品をさぞかし買ったんだろうなぁ。
今でもミルキーブランドは健在です。小学生の頃、ちょっと高いんだけど千歳あめはミルキーのがおいしいのよねって、弟や妹の七五三のときにおねだりしていた友人がおりました。
「小枝」も流行りましたねぇ。 小森のおばちゃまの「高原の小枝を大切に」というナレーションが印象的でした。
「マクビティ・ビスケット」を初めて食べた時はビックリしました。今まで食べてきたビスケットと全然違ったんですもの。
マクビティのダイジェスティブ・ビスケットは英国王室御用達です。ジェフリー・アーチャー氏の「獄中記」によると、英国の刑務所の中でもこのビスケットは食べられるそうです。
お菓子に関わる楽しい思い出って、ほとんどが誰かと一緒に食べたことであるような気がします。ひとりでこっそり食べるのもアリだけど、やっぱり誰かと幸せを共有することが思い出につながっているのかなぁ?
3133冊目(今年107冊目)
« 『夜明けの図書館 6』 埜納タオ 24-106 | トップページ | 『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』 合同会社別視点 24-108 »
「食物・喫茶・暮らし」カテゴリの記事
- 『昭和ぐらしで令和を生きる』 平山雄 24-230-3256(2024.08.13)
- 『ネオ日本食』 トミヤマユキコ 24-215-3241(2024.07.29)
- 『ぽんこさんの暮らしのはてな?』 ウルバノヴィチ香苗 24-130(2024.05.05)
- 『謎のアジア納豆』 高野秀行 24-126(2024.05.01)
- 『日本お菓子クロニクル』 日本懐かし大全シリーズ編集部 編 24-107(2024.04.12)
「日本の作家 な行」カテゴリの記事
- 『本を守ろうとする猫の話』 夏川草介 24-246-3272(2024.08.28)
- 『きりこについて』 西可奈子 24-204(2024.07.18)
- 『発達障害・グレーゾーンのあの人の行動が変わる言い方・接し方事典』 野波ツナ 24-183(2024.06.27)
- 『愛についてのデッサン』 野呂邦暢 24-177(2024.06.21)
« 『夜明けの図書館 6』 埜納タオ 24-106 | トップページ | 『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』 合同会社別視点 24-108 »
コメント