『十年屋 7 タイムセールいたします』 廣嶋玲子 24-97
十年屋さんに預けたものを途中で取りに来る人もいますけど、そのまま10年経つと品物は十年屋さんのものになります。ですから、十年屋さんのお店の中はものだらけ!几帳面に見えるマスターですけど、実は整理整頓が苦手で、ずっと何もしないでいたんです。ついに通路すらなくなってしまって、執事猫のカラシちゃんは怒りだしてしまいました。品物を片付けるだけではもうダメです。少しでも品物を減らすために「タイムセールをいたしましょう!」ということになりました。
十年屋さんにはいろんな人がやってきますから、いい人も悪い人もいます。いい人には優しい十年屋さんですけど、実は怖い魔法使いなんです。そうとは知らずにひどい要求をしてきたり、乱暴を働こうとすると、それはそれは怖い目に!
最後のお話で、お天気屋のビビが企画したパーティは、とっても素敵な話だけど、ビビちゃんだからきっと何かあるんだろうなと思っていたら、やっぱりとんでもない秘密がありました。でも、終わり良ければ総て良し、魔法街のみんなが幸せになれてよかったわ。
プロローグ
1 タイムセールとイチゴ
2 ゆがんだ愛情
3 壊れた自転車
4 ガラクタの処分
5 魔法使いたちのびっくりパーティ
エピローグ
3123冊目(今年97冊目)
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