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『東京の「怪道」をゆく』 川副秀樹 24-149

Kaidou

東京の「怪道」をゆく

川副秀樹(かわぞえ ひでき)

言視舎

 隅田川の勝鬨橋から岩淵水門の間には、高速道路や鉄道専用橋なども入れると34本の橋が架かっています。そのうち、人間が渡れるのは26本ですが、江戸時代からある橋は5本だけ。舟で川を渡るには「渡し」が30か所ほどあり、そこが明治以降に橋となっていったようです。江戸時代の初期は隅田川(大川)が江戸と下総の国の境だったこともあり、橋がかけられていなかったという歴史もあります。

 

 本所七不思議のことを調べていてこの本を読んだのですが「置いてけ堀」であったと言われる場所が何か所もあるのにはビックリしました。
1つ目はJR亀戸駅の南側にある第三亀戸中学校のそば。2つ目は錦糸町の錦糸堀公園。3つ目は両国の日大一高一中のそば。4つ目が大横川親水公園の釣堀。5つ目が錦糸町駅北口の長崎橋付近。

 みんな、我が町に名所ありって言いたかったから、こんなことになってしまったのでしょうか?

 

 この本では、地図を見ながら七不思議とか怪道などの名所を巡ることを勧めているのですが、歴史も勉強しつつ散歩するってなかなかいい趣味ですよね。

 墨田区内のポイントは知っているところが多かったのですが、台東区に「平賀源内墓所」があるというのは知りませんでした。今度行ってみようと思います。

3175冊目(今年149冊目)

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