『谷口ジローコレクション20 センセイの鞄 2』 谷口ジロー 24-153
タイミングが悪いだけなんだろうけど、以前ほどセンセイと飲む機会が減って、何となく物足りなさを感じるツキコさん。
同級生だった男性からデートを申し込まれて、迷惑ってわけじゃないけど、あんまり乗り気じゃないのは、やっぱりセンセイが心の中でひっかかってるからかしら。
センセイに奥さまがいたのだけど、どこかへ行ってしまったという話を聞いて、センセイはその時どんな気持ちだったんだろう?とは思うけど、彼女の最後の滞在地へ一緒に行くとはね。センセイは何を考えているんだろう。
ツキコさんが先生に話した、彼女が子どもの頃に天狗突然現れて、学校にもついてきて、同級生にもいろんな動物とか妖怪のようなものがついていてという話。いかにも川上弘美さんの世界が展開されていて、そういう子ども時代があったからこそ、ツキコさんはセンセイに惹かれたのかな?という気がしてきました。
わたしにも、そういう何かがついているのかしら?それが見えたら楽しいのになぁ。
3179冊目(今年153冊目)
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