『英語多読』 繁村一義、酒井邦秀 24-173
先日、「大人の放課後ラジオ」というポッドキャスト番組で、NPO多言語多読理事の酒井邦秀さんのお話を聞いて、英語多読に興味を持ちました。
多読三原則
①辞書は捨てる
②わからないところは飛ばす
③合わないと思ったら投げる
つまり、これまで英語の勉強にはこれが必要と思い込んでいたことのほとんどを捨てるということから始めるのが「英語多読」だということが分かりました。
楽しいと思う本を読む。ページを開いてみて楽しくなかったら、無理して続けなくていい。読む本は、簡単すぎるんじゃないかと思うくらいでちょうどいい。だから文字が全くない絵本から始めてもいい。ということなんです。
多読の王道をまとめてみましょう。
「絵を十分に見ること」「多読三原則を守ること」「日本語に置き換えないで英語に触れていくこと」
簡単な本ばかり読んでいて大丈夫なのか?という疑問が湧いてくるのは、日本人の生真面目さのせいなのでしょうか?そんなこと気にしなくていい。とにかく本を読み続けていること。レベルを上げようとしなくていいんです。勝手にレベルが上がるのですから。と著者はおっしゃいます。
これは、やってみるしかないでしょう!
3199冊目(今年173冊目)
« 『夜明けを待つ』 佐々涼子 24-172 | トップページ | 『The Mitten』 A Ukrainian folktale 24-174 »
「ことば・コミュニケーション」カテゴリの記事
- 『遺体と火葬のほんとうの話』 佐藤信顕 24-273-3299 (2024.09.24)
- 『英語多読』 繁村一義、酒井邦秀 24-173(2024.06.17)
- 『句点。に気をつけろ』 尹雄大 24-100(2024.04.05)
- 『言語の本質』 今井むつみ 秋田喜美 24-47(2024.02.17)
- 『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』 三宅香帆 361(2023.12.28)
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『ほんとうの定年後』 坂本貴志 24-332-3358(2024.11.22)
- 『毎月新聞』 佐藤雅彦 24-320-3346(2024.11.10)
- 『さよならの向う側 ’90s』 清水晴木 24-330-3356(2024.11.20)
- 『まとまらない人』 坂口恭平 24-292-3318 (2024.10.13)
- 『生きのびるための事務』 坂口恭平 24-286-3312(2024.10.07)
« 『夜明けを待つ』 佐々涼子 24-172 | トップページ | 『The Mitten』 A Ukrainian folktale 24-174 »
コメント