『チ。 第5集』 魚豊 24-160
ヨレンタさんから「文字は、まるで奇跡ですよ。」と教わったオグジーは文字を学び、文章を書けるようになり、研究を続けました。その結果異端諮問会に捕まり、酷い尋問受けることになってしまったのです。捕まる前に考えていた「資料は捨てたと言っても、それを信じてもらえるとは思えない。だからきっと拷問を受けるだろう。でもどんなに責められても、ないものはないとしか言えない。」という恐ろしい事実が目の前に迫って来るのです。
でもオグジーは、それはそれでしょうがないことだと、腹をくくっています。自分たちがどんな目に遭おうと、死んでしまっても、真実は世界に広まるのだと。それはC教の教義を守ることよりずっと大事なことなのだと信じたからです。
それにしても、あのヨレンタさんの父親が異端諮問会の人間だとは!
余りにも高圧的な父親の権力を嫌う人達はヨレンタさんを異教徒として捕まえてしまいます。そんなヨレンタさんを救ってくれたのは、C教の正しい認識を持った人だったのは、せめてもの救いでした。
3186冊目(今年160冊目)
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