『チ。第6集』 魚豊 24-186
君の悩みを解決する三つの魔法を授けよう。
ただし誰にも言うな。
一つ目、「神は信じない」
二つ目、「考えろ」
そして三つ目が、「信念」ってやつだ。
この作品の舞台は、C教が絶大な力を持っていた時代のことなんだけど、状況は今も変わっていないような気がする。神とか、社会とか、世間とか、自分の身を置く世界に流されて生きていると、ジワジワと洗脳されていくってことなんだ。「世の中の常識」とか、「正義とはこうである」なんて、やみくもに信じるもんじゃない。そんなもの、嘘っぱちかもしれないんだから。
そうならないためには、自分で考えることだ。考えて考えて、行き着いた所にあるのが「信念」なのだから、考えることを放棄したら、自分には何も残らないってことなんだ。
叔父に売られそうになったドゥラカは考え、気づいた。
神は何故こんなにも受けてる?
・・・それはきっと皆、「不安」だからだ。
そうか、みんな不安だから、何かにすがりたい。その気持ちが向かうのが神なのか。だとしたら、不安がなくなったら神は不要なのか?
これから先、おそらく世界を揺るがす、三つの発明。
一つ、火薬。
二つ、羅針盤。
そして三つ目。これが今回の要、活版印刷。
これまで知識や学問は特別な人たちのものだったけど、活版印刷によってみんなの手に届くようになる。書物によって誰でも学べるようになる。それが世界を変える。現代人が忘れてしまった一番大事なことが、これだ!
最後に登場したのは、ヨレンタさん。
よかった、彼女は生き延びたんだ!
3212冊目(今年186冊目)
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