『かなたのif』 村上雅郁 24-171
中学一年生の香奈多は、誰かに合わせるとか、授業中におとなしく座っていることができません。話をすることは好きだけど、人の話をじっと聞くことができないので、誰も友達になってくれません。
いつもひとりで想像の世界を楽しんでいる香奈多は、ある日、瑚子という同い年の子に出会って意気投合し、毎週金曜日に彼女に会うのが楽しみになりました。ドコカという夢渡りのネコの話や、願いが叶うという「虹のしずく」の話をしてくれる瑚子は、香奈多にとってかけがえのない大事な人になったのです。
瑚子のことが大好きでしょうがない香奈多は、クラスメートにも彼女の話をしたのです、すると意外な返事が返ってきました。
「瑚子はもう死んでしまっている」
うそだ、うそだ、と思うけど、どうやらそれは本当のことらしいのです。だとしたら、香奈多と瑚子は、どうして出会えたんだろう?
違う世界に住んでいるふたりは、それぞれに悩みます。どうして?どうして?
そんなふたりが再び会うためには、どうすればいいんだろう?
思い続けることの大事さ、悲しいときは悲しいと言う素直さ、誰かといるから楽しいと思う幸せ。
たとえ近くにいなくても、いつも心の中にあの人がいるということ、それが大事なのですね。
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