『ビリー・サマーズ 上』 スティーヴン・キング 24-211-3237
ビリー・サマーズは凄腕の殺し屋だけど、悪人相手の仕事しか請け負わないことにしている。もうこの稼業からは足を洗おうと思っていたのだけれど、どうしてもと頼まれて、これが最後の仕事と決めた。ターゲットは今刑務所にいるが、司法取引をするために裁判所へ連行される。そのタイミングで狙撃しようという作戦だ。狙撃に好都合な場所にある事務所を借りて、そこで待つことになった。
しかし、いつターゲットがやって来るのかは不明なので、しばらくの間は身分を偽装して小説家としてこの町で暮らすことになった。でも、ビリーは依頼主の言うことを素直に信じているわけではない。だから、近くの町に部屋を借り、第三の人格としての暮らしも始めた。
キングの長編を読むのは久し振りなので、こんなに長いの大丈夫かなぁと最初は思ってたけど、そんな心配は不必要でした。ビリーが小説家のふりをするだけではなく、本当に自伝的な小説を書き始めたところから俄然面白くなっって、ページをめくるペースがドンドン上がっていったのです。
ビリーの生い立ち、どうして狙撃手になったのか、その物語を書こうと思ったのは、何故なんだろう?誰かに詠んでもらおうという気持ちはないけれど、これが最後の仕事だから、自分のこれまでの人生を振り返ってみようと思ったのだろうか?
近所の人たちともそれなりに仲良くなり、この仕事を途中でやめることはできないんだよなぁって考える。依頼主の言う通りにしていたら、狙撃は上手く行くだろうけど、その後の逃走案は信じられないなぁとも思うビリー。
そしてついに、ターゲットがやって来た!
3237冊目(今年211冊目)
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