『仕事帰りの心』 イ・ダヘ 24-209-3235
イ・ダヘさんは、映画雑誌記者が元々のお仕事ですけど、ラジオパーソナリティやエッセイストでもある方です。周りの人からは社交的だと思われているらしいけど、自分は内向的な人間だとおっしゃいます。
ご自身の経験を元に、若い人たちに様々なアドバイスする彼女に、様々な質問が寄せられます。忙しくて寝る暇がない。本当はやりたくないことだけど仕事だから仕方なくやっている。あの人とは一緒に仕事をしたくないんだけど... etc.
ご自身もそういう経験をしてきたからこそ、こうおっしゃいます。
自分を傷つけてまでやるべき仕事なんてない
働き過ぎて体調を崩すのも、イヤな人と付き合って心が病むのも、自分で自分を傷つけているのだと気づくべきだとイさんはおっしゃいます。仕事は大事かもしれないけど、自分の体や心の方がもっと大事なの。その仕事はあなたじゃなければできないって思ってるのは、あなた自身だけなんじゃない?無理してやる必要なんてないのよ。
傷つくほど必死にやったって、相手はそんなことに気づかないかもしれないし、もっと高い要求をしてくるかもしれない。時には文句を言ってくる。無理したっていいことないのよ。
それよりも自分を大事にしなきゃ。目覚まし時計をセットせずに寝られる日はあるの?休みの日まで予定で一杯にしてない?
ホント、その通りだわ。
3235冊目(今年209冊目)
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