『ビリー・サマーズ 下』 スティーヴン・キング 24-212-3238
依頼されていた狙撃は成功したけれど、依頼主の裏切りを感じたビリーは逃げる。やっぱり隠れ家は役に立った。
ところが、ビリーが潜伏していた家のそばに投げ捨てられていた若い女性アリスを助けたことで、話は思わぬ方向へ進んでいく。自分が追われる身であるにもかかわらず、アリスをひどい目にあわせた男たちへの報復を考えるビリー。
エミール・ゾラの小説を愛するビリー。アリスのことを少し好きになってきたけれど、ぜったに手を出さないと決めたビリー。
ビリーに助けられ、ビリーが書いた小説を読んだアリスは、彼を信じる。そして、2人は一緒に逃げる。
ビリーの仲間の家にたどり着き一安心。でも、そこで彼は何かを感じる。そう、ここはあのホテルがあった場所なんだ!
この本を読み進むうちに、ビリーが我が愛するスペンサー(ロバート・B. パーカー著)のように思えてきて、ドキドキする。
そこまでしなくていいのに、自分が信じる正義のために突き進む男の物語を、久し振りに読んだ。こういう作品も書けるとは、スティーヴン・キング、恐るべし。
デビュー50周年記念ということで読んだ「ビリー・サマーズ」、実に面白かった!
そして、キングの他の長編も読みたくなってきた。
3238冊目(今年212冊目)
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