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『ルドルフとスノーホワイト』 斉藤洋 24-189

Snowwhite

ルドルフとスノーホワイト

ルドルフとイッパイアッテナ Ⅳ

斉藤洋(さいとう ひろし)作

杉浦範茂(すぎうら はんも)絵

講談社

第51回(2013年度)野間児童文芸賞 受賞

 ルドルフはイッパイアッテナの縄張り(小岩の東側)で生活しています。西隣のブラウン親分や、江戸川をはさんで東隣のドラゴン三兄弟とは仲良くやってますけど、それより遠くの縄張りに関してはよく知りません。

Wnowwhite-2  友達のブッチーの子、チェリーが行方不明になってしまって、ルドルフは、ブラウン親分のところの更に西のシリウス親分の縄張りへやってきました。現在シリウス親分は入院中で、代理で親分をしている妹のスノーホワイトに出会います。

 このスノーホワイトが、身体は大きいし、肝っ玉も据わっていて、実に頼もしい女親分なんです。

 チェリーはどうやら中華料理店の車でどこかへ行ってしまったらしいと推理したルドルフとスノーホワイトは2匹で捜索の旅に出たのでした。

 今時のネコの世界では、ほとんどが飼いネコです。親元で暮らせる子ネコはほとんどいなくて、どこかへ貰われていくんですけど、チェリーはそれについて考えていたんですね。自分の意志とは関係なくどこかへ連れていかれるくらいなら、自力でどこかへ行きたいって。この子はなかなか利口だなぁって感心しちゃいました。

3215冊目(今年189冊目)

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