『レシート探訪』 藤沢あかり 24-226-3252
毎日の生活の中で、食べ物を買ったり、着るものを買ったりするとレシートをもらいます。そのレシートを後日眺めてみると、何かに気づくことがあります。
「あの八百屋さんで買ったトマト、安くておいしかったなぁ」とか「この日は映画を見に行って、帰りにドーナツを食べたんだ」とか、ちっちゃな自分の歴史がそこに残されているのです。
コロナ過で外食できなかった時期に、持ち帰りのランチをよく買いに行ったなぁとか、大人になってから泳げるようになりたいと一念発起してスクールに通うようになり、水着やゴーグルを買ったとか、そういうことって、時間が経つと忘れがちなことです。
自分ひとりでレシートを見ても思い出さないことであっても、誰かと話をしているうちに、「そういえば、こんなことがあって」と思い出すこともあります。
お財布の中に溜まってしまったレシートを片付けがてら、そこに書かれている文字を辿っていくと、新たな発見もあるかもしれません。「あの店へ行ったら、これ買ってるなぁ」とか「いつも通らない道を歩いていたら、意外なお店があった」とか。
レシートを眺めていると、自分はこういう選択をしたんだなとか、毎日の生活は小さな冒険の連続なのだなことに気づけるのかもしれません。
3252冊目(今年226冊目)
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