『ヒストリエ 1』 岩明均 24-229-3255
舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作。
紀元前の時代、ギリシャ人は労働力として奴隷をあちらこちらから集めてくるのですが、その扱いが家畜以下なのがホントに酷いものですね。西洋社会における奴隷という考え方はホントにどうしようもないです。人種差別問題の根底はここにあるんだと思えてきます。
主人公のエウメネスが学生時代に体育修練をしているシーンが出てくるのですが、ここで彼らが行っている種目は、すべてオリンピック種目です。この本を読んでいたのがパリ・オリンピック開催中ということもあり、なんだか不思議な気持ちになってしまいました。当時は戦闘時に必要な技術ということで競っていたのです。今でもこれらの競技が続いているというのは、ギリシャの歴史を残すという意味があるからなのでしょうか。
体育修練5種目
・格闘(レスリング)
・円盤投げ
・槍投げ
・徒競走
・走り幅跳び
そして上級生になると拳闘も学びます。上級生が拳闘というスポーツを言いわけにして下級生いじめをしているあたり、何千年経っても人間って変わらないんだなと思うのです。
次巻はどういう展開になっていくのやら?
第1話 地球儀
第2話 故郷カルディア・1
第3話 故郷カルディア・2
第4話 故郷カルディア・3
第5話 図書室・1
第6話 図書室・2
第7話 同じ夢
第8話 スキタイ流
第9話 体育教練
3255冊目(今年229冊目)
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