『マダムたちのルームシェア』 sekokoseko 24-264-3290

マダムたちのルームシェア

sekokoseko（せここせこ）

KADOKAWA

『「不適切」ってなんだっけ これは、アレじゃない』で紹介されていた本

　沙苗、栞、晴子、古くからの友人である3人は、ひとつ屋根の下で暮らしています。

　晴子さんは夫を亡くして、息子夫婦から同居しないかと誘われたのだけど、お嫁さんとうまく行かなかったらやだなぁって思たのです。同じころに女友達とのルームシェアを誘われて、そんなことしたら「そんな歳で」って言われちゃうかな？なんて思い悩んでいたのです。でも栞さんから「こんな歳だからするんですって言ってやれ～」って言われて、吹っ切れちゃいました。

　そうよ、わたしの人生なんだから、わたしが決めて何が悪い！って思えて晴子さんはとても幸せな気持ちになりました。

　それぞれの生活リズムがあるから、普段はそれでいいんだけど、ちょっとした時にグチを言えたり、気晴らしに一緒に出かけたりしたいのよね。

　雨降りだから外に出たくないってときにも、じゃぁ、ホットケーキを焼いて、コーヒーを淹れて、おうちカフェをしましょなんて、そういうのも3人だからこそ楽しいのよね。

　ルームシェアって、それなりの年齢の人がやってみるのもいいのかもねぇ！

3290冊目（今年264冊目）