ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『リアル16』 井上雄彦 24-277-3303 | トップページ | 『積ん読の本』石井千湖 24-279-3305 »

『第二音楽室』 佐藤多佳子 24-278-3304

Dainiongakusitu

第二音楽室

佐藤多佳子(さとう たかこ)

文春文庫

 「第二音楽室」は鼓笛隊のお話。わたしも小学生のときに鼓笛隊にいたので、とっても懐かしい気持ちで読みました。

 5年生は全員ピアニカだけど、6年生になるときに小太鼓などの別の楽器をやりたい人は手を挙げて、オーディションで決まるのが、この学校のやり方です。

 わたしが行ってた小学校では、マーチをするときの先頭に立つ指揮者、ベルリラ、小太鼓、大太鼓を6年生から選ぶのに、全部音楽の先生が決めてました。わたしは5年生のときからやりたいと思っていた小太鼓に選ばれて、とってもうれしかったです。演奏の練習もだけど、ドリル(演奏しながら隊列を作って動くこと)の練習が結構厳しかったなぁ。

 

 音楽ってひとりでもできるけど、バンドを組んだり、デュエットしたり、複数人でやると楽しいのよね。技術的にはヘタでも、何人かの音が重なった時の感じって、何か違うものが生まれてるって気がするの。それがとってもいいんだなぁ。

 また、音楽やりたいな!

この4篇が収められています。
 
・第二音楽室
 小学校の鼓笛隊おちこぼれ組は、第二音楽室で練習する

・デュエット
 男子と女子で2人で歌うってことにドキドキする中学生

・FOUR
 中学校の卒業式で演奏するために、リコーダーのカルテットが組まれた

・裸樹(らじゅ)
 バンドを初めて組んだ高校生

3304冊目(今年278冊目)

« 『リアル16』 井上雄彦 24-277-3303 | トップページ | 『積ん読の本』石井千湖 24-279-3305 »

日本の作家 さ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『リアル16』 井上雄彦 24-277-3303 | トップページ | 『積ん読の本』石井千湖 24-279-3305 »