『安房直子 絵ぶんこ⑨あるジャム屋の話』 安房直子、伊藤夏紀 24-280-3306
一流会社に就職したけれど、人付き合いが不得意な主人公の青年は、1年で辞めて故郷に帰ってきました。
しばらくブラブラしていたのですが、その年は杏が良く採れたので、ジャムを作ってみました。かなりおいしくできたので、売ってみようと思い、町のお店に行ったのですが、ちっとも売れません。
ガックリして森の中の仕事場に戻ってきたら、何と店の中にきれいな女鹿がいたのです。彼女はジャムを入れた紅茶を飲み、パンにジャムをぬって食べていたのです。
こんなにおいしいジャムだから売れたのでしょ?と聞く彼女に「ぜんぜん売れなかった」と話すと、それは「売り方が悪いのでしょう、売れる方法をわたしが考えてきます」と言ってその日は去っていきました。
次の日、ジャムのラベルに貼ったレッテルがダメだから、わたしが作りましょうと、ステキな絵を描いてくれたのです。
そのレッテルを貼ったジャムを持って、もう一度町のお店へ行ったら、その絵を気に入ってくれて、お店に置いてもらえるようになったのです。そして、少しずつ売れ始めたのです。
主人公の青年は女鹿さんとの時間がとても楽しかったのです。きっと女鹿さんも同じ気持ちだったのでしょう。
このふたり、なんだか恋してるみたいだけど、このあとどうなっていくのかしら?
#安房直子絵ぶんこあるジャム屋の話絵童話 #NetGalleyJP
3306冊目(今年280冊目)
« 『積ん読の本』石井千湖 24-279-3305 | トップページ | 『文系のための数学教室『 小島寛之 24-281-3307 »
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『きかせたがりやの魔女』 岡田淳 26-162-3921(2026.06.11)
- 『外科室』 泉鏡花、ホノジロトヲジ 26-161-3920(2026.06.10)
- 『「若者の読書離れ」というウソ』 飯田一史 26-153-3912(2026.06.02)
- 『翻訳する女たち』 大橋由香子 26-146-3905(2026.05.26)
- 『乱歩と千畝』 青柳碧人 26-141-3900(2026.05.21)
「NetGalleyJP」カテゴリの記事
- 『それからぼくはひとりで歩く』 アリシア・モリーナ 26-163-3922(2026.06.12)
- 『希望を運んだ図書館』 ローレン・H・カースティン 26-145-3904(2026.05.25)
- 『めぐる糸 明治浪漫霊異譚』 永井紗耶子 26-140-3899(2026.05.20)
「日本 児童書」カテゴリの記事
- 『きかせたがりやの魔女』 岡田淳 26-162-3921(2026.06.11)
- 『ふしぎの時間割』 岡田淳 26-118-3877(2026.04.28)
- 『笹森くんのスカート』 神戸遙真 26-105-3864(2026.04.15)
- 『ユリの便箋』 森川成美 26-65-3824(2026.03.07)
コメント
« 『積ん読の本』石井千湖 24-279-3305 | トップページ | 『文系のための数学教室『 小島寛之 24-281-3307 »




Roko様 お久しぶりです。10数年前と変わらず、書評をアップされているRokoさんのこと、頼もしく、うれしく、思いました。しばらく本業多忙のため、ブログが休眠状態だったため、旧「ほのぼの文庫」を閉じ、改めて、アメブロで「ほのぼの文庫」を開設しました。ぼちぼち更新していきますので、よろしくお願い致します。
安房直子さん、大好きです。ご紹介の本、探してみます。
投稿: まざあぐうす | 2024年10月 4日 (金) 20:15
Roko様、どこかで…と思って、偕成社の安房直子コレクション全7巻を探してみたら、5巻に入っていました。再読します。こんな感じで、10数年のブランクを埋めていきたいと思っているところです。良い機会となりました。
投稿: まざあぐうす | 2024年10月 4日 (金) 20:20
まざあぐうすさん、お久しぶりです。
わたしは、とにかく毎日1冊読むことを目標にして頑張ってます。
まざあぐうすさんが復活されて嬉しいなぁ (^_^)v
これからもよろしくお願いします。
投稿: Roko | 2024年10月 4日 (金) 22:20