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『生きのびるための事務』 坂口恭平 24-286-3312

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生きのびるための事務

坂口恭平(さかぐち きょうへい)

マガジンハウス

オトラジ #244

 大学を卒業したら就職するって、学校の友だちも、恭平くんの両親も思っていました。でも恭平くんとしては、就職は無理だなって感じてました。それ以外の生き方はないのだろうか?って考えても、答えは見つかりません。

 そんな恭平くんの前に突然現れたジムくん。彼は「あなたに≪事務≫の力が備われば、芸術家にだってなれるはずです」というのです。「じゃまず何をやればいいの?」と聞くと、その答えは

「 ≪事務≫の仕事で重要なことは≪スケジュール管理≫と、≪お金の管理>です。」

ノートには未来が描けるんです。

 今、24時間をどう使っているのかと、10年後に24時間をどう使いたいのかをノートに円グラフで書いてみることから始めました。

 ジムくんの話を最初は真面目に聞いていなかった恭平くんでしたけど、少しずつジムくんの言葉の意味がわかってきました。

 

☆ジムのおじいちゃんの名言

努力が必要なことはしなくていいことだ
とにかく無駄な努力をするな
好きなことだったら、ほっといてもどんどんうまくなるから、それだけやれ

 この本を読んでいると、とにかくワクワクしてくるんです。漠然と夢を語っているだけでは無理だよねって思えていたことでも、具体的に一つずつ詰めていくと、意外とできそうだなということに気づきます。

頭の中でモヤっていることを、言語化し、数値化し、具体化する、それが≪事務≫なのだ!

 アハハ、やたらと気分が上がる本です。

 さっそく、未来のタイムスケジュールの円グラフをノートに書いてみようっと!

 そして、何度もこの本を読み返して、ジムくんの話を何度も聞いてみよう!

3312冊目(今年286冊目)

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