『100分de名著「ドリトル先生航海記」』 福岡伸一 24-299-3325
今月の100分de名著では、「ドリトル先生航海記」を福岡伸一さんが解説しています。ドリトル先生が大好きで、生物学への興味を持ち、新訳もなさった福岡さんのお話を聞いていると、小学生の頃に読んだドリトル先生の、当時はよくわからなかった部分がとてもよくわかってきます。
たとえば、ドリトル先生という名前は「do little」であることとか、あのマシュー・マグの仕事「猫肉屋(The Cat's Meat Man)」という仕事が当時のロンドンに実際にあったこととか、先生が住んでいる架空の町パドルピーが、実際にはこの辺りではないかとあたりをつけて、実際に行ってみたという福岡さんの話とか、どれもこれも楽しいお話ばかりです。
動物も人間も対等に扱っているドリトル先生の「フェアネス」についての話など、ヒュー・ロフティングが考えていた世界感の素晴らしさをヒシヒシと感じられて、とても楽しいのです。
この番組が終わったら、福岡さんの新訳のドリトル先生を読んでみようと思います。
3325冊目(今年299冊目)
« 『国歌を作った男』 宮内悠介 24-298-3324 | トップページ | 『町なか番外地』 小野寺史宜 24-300-3326 »
「日本の作家 は行」カテゴリの記事
- 『ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。』 haru 26-281-4040(2026.10.04)
- 『誤訳するこの世界で僕は』 ブレイディみかこ 26-276-4035(2026.09.30)
- 『魔力の胎動』 東野圭吾 26-250-4009(2026.09.05)
- 『団地のさんにん』 藤野千夜、北澤平祐 26-247-4006(2026.09.02)
- 『咲く。宇野千代の生涯』 葉山由季 26-249-4008(2026.09.04)
「海外 児童書」カテゴリの記事
- 『ぼくのすみっこ』 ジョオ 26-270-4029(2026.09.24)
- 『グリム童話 メルヘンの深層』 鈴木晶 26-263-4022(2026.09.18)
- 『おばあちゃんがヤバすぎる!』 エンマ・カーリンスドッテル、ハンナ・グスタヴソン 26-258-4017(2026.09.13)
- 『エントラーダの子どもたち』 エレン・オー 編 26-234-3993(2026.08.20)
- 『THIS IS NOT MY HAT』 Jon Klassen 26-220-3979(2026.08.07)
「100分de名著」カテゴリの記事
- 『だれのせい?』 ダビデ・カリ、レジーナ・ルック‐トゥーンペレ 26-130-3889(2026.05.10)
- 『The giving tree』 Shel Silverstein 26-116-3875(2026.04.26)
- 『人間の大地』 サン=テグジュペリ 25-242-3638(2025.09.01)
- 『侍女の物語』 マーガレット・アトウッド 25-189-3585(2025.07.11)
- 『青い壺』 有吉佐和子 25-119-3515(2025.05.02)
« 『国歌を作った男』 宮内悠介 24-298-3324 | トップページ | 『町なか番外地』 小野寺史宜 24-300-3326 »




コメント