『火星の人 上』 アンディ・ウィアー 24-356-3382
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが、奇跡的にマークは生き残り、彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。(書籍紹介より)
「宙わたる教室」で、保健室登校しかできなくなっていた佳純が、保健室のノートに「火星の人」を真似た記録を書いていました。そのノートを見た教師が返事を書いたことから交流が始まるというシーンがあって、この本はどんなストーリーなんだろうと興味を持ったのです。
火星にひとり残されたマークは知恵を絞って、水を作り、食料を作り、何とかして生き延びようとします。そして、使えなくなっていた地球との通信手段を復旧しようと頑張ります。
起立性調節障害で朝起きられず、夜間高校へ通うのがやっとだったこの佳純にとって、ひとりきりで生きることになったマークに共感できる存在だったのだと思います。何とかしたいけど、できないことの連続だった彼女にとって、マークの明るさや行動力はきっと希望となったんだろうなぁ。
死と隣り合わせな絶望的な状況なのに、マークってどうしてそんなにポジティブなんだろうなぁ。これがアメリカ人のいい所なのかなぁ。何とか地球と少しつながれるようになったけれど、余りにも火星は遠いから、どうやって彼を助けに行くんだろう?
そして、後編へ続く。
3382冊目(今年356冊目)
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