『みえるとかみえないとか』 ヨシタケシンスケ 24-368-3394
この本は伊藤亜紗さんの「目の見えない人は世界をどう見ているのか」を読んだヨシタケさんが作った本です。
眼が3つあって、後ろも見える宇宙人と出会ったぼくは、「後ろが見えないなんてかわいそう」と言われて「えっ」と思いました。常識が違うこの星では、ぼくは障害者扱いされちゃうんだ!
でも、見えないってことは、決して可愛そうなだけじゃない。振り向けば後ろは見えるし、「おと」や「におい」で気づくこともある。たとえ全然見えてないとしても、見えてる人以上に見えることもあるみたいだし。
見えなかったり、聞こえなかったり、歩けなかったり、小さかったり、大きかったり、いろんな人がいる。それがどんなことなのかを想像することはできても、本当のことはわからない。
からだの とくちょうや みためは のりもののようだ。
「そののりものが とくいなこと」はかならずあるけど、のりもののしゅるいを じぶんでえらぶことはできない。
そのひとの ほんとのきもちや くふうや したいことは やっぱり そののりものに ずっとのっている そのひとにしか わからない
もちろん不便なこともたくさんあるだろうけど、やりたいことをどうやってやるのかを工夫したり、誰かに頼んだり、機械にやってもらったりすることができるんだよね。
そういう観点で考えていくと、みえるとかみえないとかが問題なんじゃなくて、自分がやりたいことをどうすればできるのかを考えることが大事ってことだよね。ううむ、この本、なかなか深いことを教えてくれてる。
3394冊目(今年368冊目)
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