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  • ダメでもいいからやれ。
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    (by 本田宗一郎)

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『火星の人 下』 アンディ・ウィアー 24-365-3391

Kaseinohito2

火星の人 下
The Martian

アンディ・ウィアー
Andy Weir

小野田和子 訳

ハヤカワ文庫SF

映画「オデッセイ」原作

「宙わたる教室」で登場した本

米国

ハイカーが山で遭難したら、捜索隊が組織される。列車事故が起きたら、献血する人の行列が できる。地震で都市が崩壊したら、世界中の人が緊急救援物資を送る。これは深く人間性に根ざしたものだから、どの文化圏でも例外なくおなじことが起こる。たしかにないがあろうと気にもかけない大ばか野郎もいるが、そんなやつより、ちゃんと気に掛ける人間のほうが圧倒的に多い。だからこそ、何十億もの人がぼくの見方をしてくれたのだ。
めっちゃクールだろ?(本文より)

 火星にひとり取り残されてしまったマーク・ワトニ―。最初は死んだと思われていたけど、彼の生存がわかってから、地球では大騒ぎです。彼をどう助ければいいのか?彼を残して飛び立ってしまった他のメンバーたちに、どうやってこの事実を知らせたらいいのか?

 助けに行くとしても、火星は余りにも遠くて時間がかかるから、地球から新規にロケットを飛ばすにしても、難問だらけです。そんなときに助けの手を差し伸べてくれたのが、何と中国! 普段はイデオロギーがらみで話し合いすらうまくいかないのに、こんな時だから協力しようと言ってくれたんです。でもね、タダじゃないのよ。そこはさすが中国です。

Opotunity 

 帰還計画のために、長距離移動を余儀なくされたマーク。

 最後の最後まで、どうなるか分からない展開にドキドキしっぱなしです。

 極寒の火星で、砂嵐に襲われ、通信もモールス信号だけになり、ただひとり。がんばれ、マーク!

3391冊目(今年365冊目)

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