『こいぬとこねこのおかしな話』 ヨゼフ・チャペック 25-38-3434
こいぬとこねこはふたり暮らしです。ちゃんとした生活に憧れていて、床の掃除をしたり、ケーキを焼いたりしますけど、誰かに教わったわけじゃなく、ふたりの自己流でやりました。のんびりしたこいぬがとぼけたことを言うと、こねこがツッコむのですが、決してけんかにはなりません。だって仲良しなんですもの。
作者のチャペックさんが、時々登場するのですが、挿絵がご本人そっくりでウフフ。この本はチェコのこどもはみんな読んでいる本なのだそうです。
ヨゼフ・チャペック氏はカレル・チャペックのお兄さんです。著述よりも絵画の方が有名で、カレルの本の挿絵も書いています。
カレルとヨゼフのふたりで活動をしていたのですが、戦争によって彼らの生活もかなり変わってしまいました。1938年にカレルが亡くなり、1939年にドイツがチェコを占領しました。ヨゼフは亡命を勧められましたが、チェコに住み続け、ゲシュタポに捕まってしまいました。そして、ドイツのベルゲン・ベルゼン収容所で1945年4月に亡くなりました。
この本は、ヨゼフの生前、最後(1937年)に出版された本です。(訳者あとがき より)
3434冊目(今年38冊目)
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