『アナグマの森へ』 アンソニー・マゴーワン 25-29-3425
「荒野にヒバリをさがして」の数年前のニッキーと兄のケニーの物語。
寒い朝だというのにケニーが飛び出していったのでニッキーは追いかけていきます。2人が行った森にはいじめっ子たちが待っていて、アナグマに犬をけしかけようとしていました。こいつらと一緒にこんなことをしていてはマズイと思ったのですが、そんなことを感じないケニーはその様子を面白そうに見ています。
彼ら2人の母親は数年前にどこかへ行ってしまいました。父さんはその後いろんなことがうまくいかなくなり、今は保釈中ですが、このままだと刑務所へ入れられてしまうかもしれません。
でも、ニッキーは父親が本当に悪い人なのではないことを分かっています。いじめっこのジェズボの父親のせいで、自分の父親が罪を犯してしまったのです。そのせいで失業してしまい、一家は益々貧しくなってしまいました。
後にこの一家の愛犬となるティナとの出会いとか、父さんがいかにして立ち直っていったのかとか、特別支援学級に通う1歳年上のケニーとの兄弟愛とか、ニッキーはこの時期、いえ、その後も一家の大黒柱なのでしょう。
貧しくても愛がある家庭に、明るい未来があることを祈ります!
3425冊目(今年29冊目)
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