『くろて団は名探偵』 ハンス・ユルゲン・プレス 25-82-3478
くろて団は名探偵
Die Abenteuer der“Schwarzen Hand”
ハンス・ユルゲン・プレス
Hans Jürgen Press
大社玲子(おおこそ れいこ) 訳
岩波少年文庫198
#岩波少年文庫100冊マラソン 8冊目
ドイツ 1965
リーダーはラッパを吹くフェリックス、それから頭の回転のはやいアデーレ、いつもしまのセーターを着ているロロ。さいごにキキと、いつもキキのおともをしているリスがいます。彼らは「くろて団」というグループで、みんなで事件を解決しているのです。
3ページの文章と1ページの絵というパターンで物語が進行していきます。絵の中にヒントがあり、「彼らは何を見つけたのでしょうか?」という質問を探していくという読者参加型なところが楽しいです。
レンガ造りの建物、映画の上映案内、郵便列車に積む荷物の山、動物園、隣の建物の非常階段から犯人の部屋を覗く姿などが描かれていたり、薬屋さんで肝油を売っていたリ、警察官の車がビートルだったり、懐かしくて珍しい景色がとってもステキ。
この本は1965年にドイツで発表され、日本では1984年に出版されたのですが、後に絶版となり、2010年に岩波少年文庫に収められたのだそうです。おかげで、こんなに楽しい本を読むことができました。
3478冊目(今年82冊目)
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