『エーミールと探偵たち』 エーリヒ・ケストナー 25-93-3489
エーミールと探偵たち
Emil und die Detektive
エーリヒ・ケストナー
Erich Kästner
ヴァルター・トリアー
Walter Trier 絵
池田香代子(いけだ かよこ)訳
岩波少年文庫 18
#岩波少年文庫100冊マラソン 11冊目
ドイツ 1929
エーミールくんは、ベルリンのおばあちゃんに会いに行くために、初めての一人旅です。お母さんから預かったおばあちゃんへの仕送りのお金を入れた封筒を胸のポケットに入れて、ドキドキしながら汽車に乗りました。
乗り込んだコンパートメントには知らない人たちが乗り合わせていました。列車に乗ったばかりの時には緊張感があったんですけど、しばらくするうちに寝込んでしまったようです。そろそろおりる駅かなぁって思ってポケットのあたりを触ってみてビックリ、お金を入れた封筒がない!
さっき降りていった男に盗まれたんだ! あわてて、ホームへ降りてその男を追跡し始めました。でも、この駅、目的の駅より手前なんだけど、そんなことに気づくどころではないエーミールくんでした。
初めてやってきた町でどうしようかと悩むエーミールくんのために、ベルリン中の男の子たちが集まってきましたよ!
物語はもちろん面白いのですが、なんといっても序文「話はぜんぜんはじまらない」が面白い!それに続く挿絵付きの登場人物の紹介も斬新だなぁ!
最後の方で、新聞記者としてケストナー自身が登場するのも楽しい!
それに、合言葉は「エーミール」とするなんて、町の少年たちは行動力だけじゃなくて、頭の回転もいいのねぇって感心しちゃいました。
3489冊目(今年93冊目)
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