『ツリーホーン、どんどん小さくなる』 フローレンス・パリー・ハイド、エドワード・ゴーリー 25-142-3538
ツリーホーン、どんどん小さくなる
The Shrinking of Treehorn
フローレンス・パリー・ハイド
Florence Parry Heide
エドワード・ゴーリー絵
Edward Gorey
三辺律子(さんべ りつこ)訳
東京創元社
最初は、シャツの袖が長いなぁって思ったくらいだったんだけど、ズボンの丈が長くてつまづくようになってから、ツリーホーンくんは自分が縮んでいるみたいだということに気づいたんです。食事のテーブルが高くて食事をするのが大変だったり、ベッドからジャンプしないと降りられなくなったりして、おかあさんやおとうさんに訴えました。「ぼく、縮んでいるみたいだ」
でも、ふたりとも余り気にしてくれません。学校の先生も、友達も、みんな「縮んだって、それで?」って感じなんです。
おかあさんなんか、息子が縮んでいるってことより、ケーキが上手く焼けてないことの方が大事みたいだものね。誰に助けを求めたらいいのかなんて、わかりゃしない。
誰かが大変な状態になっていても、それに真剣に耳を傾けて助けてくれる人なんてなかなかいないのよね。結構追い詰められてるんだけど、淡々としているツリーホーンくんが頼もしいなぁ。
3538冊目(今年142冊目)
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