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『きいろいバス』 ローレン・ロング 25-166-3562

Yellowbus

きいろいバス
The Yeloow Bus

ローレン・ロング
Loren Long

林木林(はやし きりん)訳

あすなろ書房

NetGalleyJP

米国 2024

 主人公のきいろいバスは、アメリカでよく見るスクールバスです。子どもたちを学校まで乗せていってくれます。

 バスのお仕事が変わったようです。今度は老人たちを乗せています。老人たちは、バスのボディに可愛い絵を描いてくれました。

 でも、また違う場所へ連れていかれました。今度はホームレスの人たちが集まってきました。バスはもう走れなくなったけど、困っている人たちの家になることができました。

 

 おやおや、今度は田舎の方へ連れていかれてしまいました。人が全然いない場所です。ここではヤギたちの遊び場になりました。

 そして、ヤギたちがどこかへ連れていかれて、きいろいバスだけが置いていかれてしまいました。雪が積もって、さみしくてバスが泣いてるみたいです。

 

 そして、また時が過ぎ、きいろいバスが置かれているこの辺りに水がドンドン増えてきて、どうやらダムの水の下になってしまったみたい。

 きいろいバスは、どうなっちゃうの?

 

 でも大丈夫、魚たちがやってきて、バスの中や周りを泳いでいます。きいろいバスはひとりぼっちではなくなりました。

 

 きいろいスクールバスに何度か乗ったことがあります。シートが固くて乗り心地はあんまりよくないけど、外から見ている人たちが手を振ってくれたりして、乗っていると楽しくなるバスです。

 バスはいろんなところで、いろんな人や動物たちの役に立って、幸せなんだろうなぁ。人生万事塞翁が馬という言葉を思い出しました。

#きいろいバス #NetGalleyJP

3562冊目(今年166冊目)

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