『一年一組せんせいあのね2』 鹿島和夫+ヨシタケシンスケ 25-208-3604
テレビであかちゃんのしゅじゅつをみて
おかあさんがかわいそうにといって
なみだをだしていました
はなぺちゃでもぶすでもいい
けんこうが一ばんやといって
おかあさんはわたしをみました
そういうこと言われたらショックだよね。「わたしはお母さんも認めるブスなのか!」って怒っちゃうよね。
わたしもそういうこと言われたことあるよ。
本人に悪気なんかないんだけど、つい言っちゃうんだよね。
でもさ、自分の子がブスで病弱だったら、よその子のことなんて言わないよね。
だから、うちの子が元気でヨカッタって思ってるおかあさんは幸せなんだよ、きっと。
しょうたはおこると
ばかとかおまえのかあさんでべそといいます
ぼくのおかあさんは
しょうたのおかあさんといっしょなのに
「おまえのかあちゃんデベソ」って、昔はこれくらいしか悪口を思いつかなかったのよねぇ。
いつだか母に言われた、わたしが始めていった悪口は「ママのデブ~」だったそうです(笑)
おとなが何にも考えないで言ったひとことを、こどもは意外とちゃんと聞いてるのよ。そして「ずっと覚えてるからな~」って思うんだけど、自分が大人になるとそんなこと忘れちゃってる。人間って、そんなものなのかな?
#一年一組せんせいあのね2 #NetGalleyJP
3604冊目(今年208冊目)
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