『君に贈る15ページ』 アンソロジー 25-185-3581
君に贈る15ページ
三秋縋、佐野徹夜、松村涼哉、斜線堂有紀、一条岬、綾崎隼、村瀬健、こがらし輪音、青海野灰、古宮九時、遠野海人、天沢夏月、入間人間、時雨沢恵一、高畑京一郎
角川メディアワークス文庫
角川文庫夏フェア2025
この短編集に作品を寄せている作家はすべて、これまで作品を読んだことのない方ばかりです。
メディアワークス文庫15周年で、15ページという縛りで、15名の作家が書いた作品たち。15歳の登場人物も多かったなぁ。
先日、高校の3年間同じクラスだった友人と会って、いろんな話をするうちに、あの頃のことをいろいろと思い出しました。そのタイミングでこの本を読んだのは、不思議な巡りあわせという気がします。そして、わたしたちの頃の15歳と、この本の中に登場する今の15歳って、もっと違っているような気がしていたんだけど、実はけっこう同じなんだなって感じました。
あの頃あんなに大切だったことなのに、今は全然忘れ去っていたリ、逆に、一生大切なこともあるし。
そんな意味も含めて、わたしが特に気に入ったのはこの2篇です。
・「15年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」綾崎隼
読書好きなふたりが文通する往復書簡のこの作品、とっても好きです。こんな恋をしてみたかったなぁ。
・「余白の隠れ家」古宮九時
高校の図書室にこんな空間があったら、わたしも入ってみたかった。そしたら、わたしの人生はもっと変わったものになっていたかもしれない。
3581冊目(今年185冊目)
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