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『すべての、白いものたちの』 ハン・ガン 25-228-3624

Subetenosiroi

すべての、白いものたちの

ハン・ガン(韓江)

斎藤真理子(さいとう まりこ)訳

河出書房新社

韓国 2016

 ワイシャツ、ソックス、消石灰で引かれた白い線、白鷺、包帯、雪、などなど、白いものは数限りなくあります。誰でも知っているものであっても、それぞれに感じることが違うし、それぞれに違う思い出を持っていることもあるのです。

 ハン・ガンさんにとって白いものとは、自分が生まれてくる前の母親のことに結びついていました。

 

 わたしにとって、母との思い出の白いものは「雪」です。

 まだわたしが幼稚園時だった頃、雪が振る夜に、母と一緒にお風呂に入っていました。風呂釜を置いてある外への仕切扉を開けると雪が積もっていました。「雪を食べるとお腹を壊すって言うけど、ちょっとなら大丈夫よね」と言いながら、母はその雪を手ですくってふたりで食べました。お風呂に浸かりながら食べた雪はおいしかった。

 

 白いものというと、もう一つ思い出すのが 高校の家庭科の調理実習のときのこと。その日のメインの料理は何だったか思い出せないけれど、その時のデザートがプリンだったということはとてもよく覚えています。

 料理が得意ではないKさんは、「プリンなら材料の量を測って混ぜるだけだから、それをやるわ」と宣言しました。お砂糖と牛乳と卵を混ぜてバニラエッセンスを数滴落とし、小さな容器にその液を注いて、蒸し器で蒸しました。蒸しあがったプリンはバニラのとても良い香りでした。冷蔵庫で冷やしておいて、最後に頂きましょう!

 そして、そのプリンを一口食べてビックリ!
 とても良い香りだったけど、そのしょっぱいこと!

 彼女は砂糖と塩を間違えたのでした。「ごめんなさ~い、次回からは必ずなめてみるから」と謝った彼女に、クラスメートたちは、大笑いしたのでした。

3624冊目(今年228冊目)

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