『プリニウスⅠ』 ヤマザキマリ、とり・みき 25-289-3685
これまで、原作者+マンガを書く人というパターンはありましたが、この作品では2人の漫画家が共作という点に興味を持ちました。コンビ名は「とりマリ」。ヤマザキマリさんがネームと人物画、とり・みきさんが背景・仕上げを担当しています。この作風をとりみきさんは「特撮」だと語っています。作品の間にお2人の和気あいあいとした対談も挟まれていて、これまた楽しいです。
主人公のプリニウスは、こんな人です。
本名、ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(A.D.23~79年)。史上もっとも有名な博物学者。「寛容・進取・博学」と古代ローマの精神を一身に体現する男でもある。その並外れた好奇心で、天文・地理、動植物の生態、絵画・彫刻など、森羅万象を網羅した百科全書『博物誌』を書き遺す。ヨーロッパで『博物誌』は「古典中の古典」として知られ、後世の知識人たちにさまざまな影響を与えた。
ウェスウィウス火山(ヴェスヴィオ山 Il monte Vesuvio)の大噴火から始まるこの物語、地震や火山の噴火などについても冷静に分析するプリニウスですが、この世のありとあらゆることに興味があり過ぎて、皇帝ネロの命令になかなか従わない人のようです。
ネロから「早く帰ってこい!」という命令があっても、ゆったりと温泉に浸かっているし、港へいけばマグロを食べてるし、かなり自由な人ですね。
それにしてもネロってムチャしまくりで、わがままな小学生みたいな人ですね。サイコパスだったのかなぁ? そんな人とプリニウスはどう付き合っているのか、興味津々です。
1. ウェスウィウス
2. マグナ・グラエキア
3. ネロ
4. カティア
5. ローマ
6. プテオリ
7. パラティヌス
3685冊目(今年289冊目)
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