『そんなときは書店にどうぞ』 瀬尾まいこ 25-316-3712
この本には、瀬尾さんがNoteに書き綴ったエッセイと、『映画「夜明けのすべて」のこと』と、小説「そんなときは書店にどうぞ」が収められています。
エッセイには、瀬尾さんの人となりがよくわかるエピソードがいろいろと登場します。書店が大好きで、すきあらば書店巡りをしています。それも1人で行くのではなく、幼いお嬢さん(マネージャーと呼んでいます)や旦那さん(ドライバーなんです)と同行が多いのです。
瀬尾さんはけっこう妄想が激しい方のようで、「子連れで行って迷惑がられたらどうしよう?」とか、「素人がお店の中をウロチョロしてご迷惑を掛けたらどうしよう?」なんて思ってます。でも、実際に行ってみるとそんなことはないんですよ。
ご自身がパニック障害であることも語ってらっしゃいます。外出先で急に具合が悪くなったり、家にいても寝ていることが多かったり、そんなこともあるのに、瀬尾さんの作品はいつも明るいのは、そうありたいという願望からストーリーが生まれているからなのでしょうか。
瀬尾さんは、かつては中学校の先生をしながら小説をだったことは知っていましたが、今は専業作家として活躍されています。でも、家に書斎がなくて、ご飯を食べるテーブルで執筆をしてるというのにはビックリです。
これまでに訪れたことがある書店が閉店するという知らせを聞いてガックリしたり、以前訪れた書店で懐かしい書店員さんと再会してニッコリしたり、瀬尾さんは小説家であるとともに、書店愛好家でもあるのです。
3712冊目(今年316冊目)
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